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Diplômes en langue française - Futsuken, Diplôme d'Aptitude Pratique au Français フランス語のディプロム 〜仏検〜

更新日:2022年2月26日

Bonjour, フランス語教室グランゼトワールのMihoです。


日本で受けることのできる主なフランス語資格試験として、

・仏検(実用フランス語技能検定試験)

・DELF / DALF

があります。


今日はこのうち仏検についてお話ししたいと思います。


仏検は、APEF(フランス語教育振興協会)が日本人の学習者を対象とし、文科省とフランス大使館文化部の後援を受けて実施している日本独自の検定試験です。


仏検2級以上を持っていると、事務や受付などの仕事もできるという目安になります。「フランス語が使える」レベルとされます。仏検2級の試験では、読解の文章も長くなり、ディクテ(書き取り試験)もに正確さが求められます。


私の場合は、留学から帰った後すぐに2級と準1級を取得しました。1級は敬遠していましたが、通訳を志望しておりましたので、通訳会社の方から「まず仏検1級を取りましょう!」とご助言いただき、対策をして合格しました。1級の難所はディクテかなと思います。スピードが速いと感じる方も多いようです。何しろ綴り字通りに読まれないフランス語。フランスの子供たちも学校でディクテで訓練しています。1級では高い語彙力や文法の正確性も短い時間の中に求められます。一人で対策をするのは難しいところではありますが、スピードと正確さに十分対応できるようにしておきましょう。また、意外と難しいのが設問1〜4です。出題傾向を捉えてコツを掴み、多岐に及ぶ分野からの出題範囲に対応できることが大事です。


初学者の方には、まず5級・4級をできればハイスコアで合格することを目標とされることをお勧めします。基本的な文法をきちんと理解していることは、話す上でもベースとなっていきます。3級では接続法と条件法が加わりますが、簡単な例文を覚えることから始めましょう。


準2級以上には2次試験の口頭試験があります。準2級を受ける前にDELF A1を取得しておくと、2級までの2次試験は易しく感じられるのではないかと思います。


2020年以降、試験会場の数は減りましたが、国内の多くの場所で受けることが可能です。


フランス語教室グランゼトワールでは、2020年から準会場として試験を実施しております。5級からスタートし昨年準2級に合格、さらに上を目指している大人の方もいらっしゃいます。また、昨年は小学4年生が仏検4級に合格しました。





仏検は、生涯有効です。

一生もののディプロムですので、学習の目安として、就職のためなど、ぜひ受けてみてくださいね。


次回はDELF / DALFのお話です。


À très bientôt!







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